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マイホームデザインのコツ

現役インテリアコーディネーターによるお家づくりのアドバイスブログ

照明器具・ライトを選ぶときの注意点

 

お家を購入するとき、簡単にお部屋の雰囲気をグレードアップしてくれるのが照明器具・ライトです。デザインだけでなく、明るさや機能などに注意して買うと満足のいくお買い物ができるでしょう。

 

今回は、照明器具を選ぶときの注意点をご紹介いたします。

 

 

 

①LED電球の明るさの目安ってどう確認したらいいの?

 照明器具に何畳用と書いてある場合は、それを確認すればOKです。ただ、その記載がないときや、何畳用とはいえどれくらいの明るさなのかが分かる目安をお伝えしたいと思います。

 

見て頂きたいのは「ルーメン(lm)」という項目です。1畳に対して300~400ルーメンが目安となります。

 

なので、購入する照明器具が3000ルーメンの場合は、3000÷300=10畳用となります。

 

詳しく説明すると、他の単位などを用いてお伝えできるのですが、今回はシンプルに必要な部分だけぬきだしました。

 

②スポットライトやダウンライトはやっぱり暗い・・・

シーリングライトに比べるとスポットライトやダウンライトは、その部屋に必要な個数の照明器具を取り付けても、なんとなく暗く感じてしまいます。

 

ダウンライトは天井から床へむかって光を放つので、天井面が暗く感じるのです。天井が暗くても、本を読んだり書類を書いたりするのには困りませんが、お部屋の雰囲気が暗く感じてしまいます。

スポットライトは向きを変えることができますが、ダウンライトと同じで、照らした方と逆の範囲が暗くなります。

 

ホテルやカフェ、高級マンションのエントランスなど、わざと明るさを抑えて、ちょっと良い雰囲気にしているところもあります。そういった雰囲気が好きな人には、スポットライトやダウンライトをオススメします。

 

パッと明るいお部屋にしたい人は、天井もある程度照らしてくれるシーリングライトがオススメです。

(次項では、オススメのシーリングライトをご紹介します。)

 

また、どうしてもスッキリとしたオシャレな印象のダウンライトがいい!スポットライトがいい!という方には、わざと多くの照明器具を取り付けることをオススメします。飾りとして、壁にブラケットを取り付けたり、ペンダントライトを取り付けるのも良いでしょう。照明器具はあるだけで、その場がパッと素敵な雰囲気になるのでオススメです。

 

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オーデリック 施工写真

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オーデリック 施工写真


 

③ダサいイメージのシーリングライト、近年オシャレなものが増えている!

 

シーリングライトといえば、球体を半分にしたような形のものが天井の真ん中にポツンとついているイメージではないでしょうか。しかし近年オシャレでスタイリッシュなシーリングライトが増えています。天井が暗くなりにくいオススメのシーリングライトをご紹介いたします。

 

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大光電機 シーリングライト DCL-40641

変わったデザインのオシャレなシーリングライトです。シンプルな空間に合いますし、同じデザインのスタンドやペンダントがあるので、揃えるとより良いですね。ブラックだけでなく、ホワイトもあります。初めて見たとき、ついにこんなシーリングライトが出たのかと衝撃的でした。

 


 

 

 

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大光電機 シーリングライト DCL-41145

モダンな空間に合う、スタイリッシュなシーリングライトです。四角の形が珍しく、スタイリッシュなお部屋に合います。四角のシーリングは、和室用のものは多いですが、リビング用のオシャレなものは少なかったので、買う価値ありです。 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

大光電機 DAIKO LED洋風シーリングライト〜12畳調色調光タイプ DCL-41145
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④便利だけど、なんでもかんでも人感センサー付きの照明にするべきではない 

 

※今回は、照明器具自体に人感センサーがついているタイプのものの説明です。スイッチにセンサーが付いているものの説明ではありません。

 

玄関のドアを開けると、勝手に明るくなる照明器具ってありますよね。あの人感センサー付き照明器具を玄関に設置するのは大賛成です。荷物で手がふさがっているときに便利ですし、帰ってきたときにパッと自動的に明るくなるのは楽ですよ。

 

ただし、取り付ける場所によっては注意する必要がありまます。

 

ではまず、取り付けることが多い設置場所をまとめると、

・玄関(外)

・玄関(内)

・駐車場

・トイレ

・廊下(特に2階などの寝室や子供部屋がある階)

・家の外周の壁(家のまわりに細い通路などがある場合)

 

次に、場所ごとの注意点を加えると、

 

・玄関(外)・・・人通りが多い場所や、隣の家の玄関と近いなどの場合は、取り付け位置に注意が必要です。不要な明かりがつく可能性があります。センサー範囲を縮めるなどの工夫が必要です。

・玄関(内)・・・変わった間取りでない限り、取り付けた方が便利です。

・駐車場・・・車や物を置くことで、人感センサーが作動しないという事例があります。どこに照明器具を設置するか、今後どんなものを周りに置いていくかも検討しましょう。

・トイレ・・・あまり不満の声をきくことはありません。高齢者の方には特にオススメですね。いちいちスイッチを押すという動作がなくなるので便利です。

・2階の廊下(寝室や子供部屋がある階)・・・こちらもあると便利です。2階には、寝室や子供部屋、トイレがある間取りが多いと思います。各部屋から階段を降りる時や、各部屋からトイレへ行く時、階段をのぼって各部屋にいくときなど、あらゆる動きのパターンがあります。そのときに、スイッチが各部屋の近くにないと不便ですよね。暗い中でスイッチを探さなければなりません。なので人感センサーにしておくと、どんな動線にも対応できてオススメです。

・家の外周の壁(家のまわりに細い通路などがある場合)・・・防犯用に人感センサー付きの照明器具を付けたいというご要望をたまにききますが、照明器具より防犯カメラを取り付けるべきです。家の外周の壁に取り付けると、隣の家の窓から光が入るなど、迷惑をかける可能性があり、トラブルにつながります。光よりもカメラで証拠を押さえるなどしたほうがいいです。

 

 

いかがでしたでしょうか?間取りや設置場所にもよりますが、一般的な意見としてご紹介いたしました。マイホームづくり頑張ってくださいね!