これはどうなの？というお家の間取り・商材について

私はインテリアコーディネーターなので、間取りについて設計士さんより詳しくはありませんが、「この動線はやめたほうがいいのでは・・・」という間取りをたまに見かけます。また、新たな商材がたくさんでている中で、メリットは大きいけどデメリットもあるので、そのお話もしたいと思います。

間取りについては、設計士さんの意図というより、お客様の考えなので、人それぞれと言われればそれまでです。こんな意見もあるんだな程度に聞いて頂ければと思います。

①LDKから洗面所へ直接行ける間取りについて

これはキッチンと洗面所の距離にもよりますが、近いと料理をしたときの匂いがタオルや衣服につきます。特にタマネギの匂いがタオルにうつります。これは賃貸で借りた家の間取りで経験しました。キッチンと洗面所が近いと、ドアを閉めていても匂いがタオルにつくのです。

なので、LDKと洗面所が近いと家事がしやすいなどメリットはありますが、こんなデメリットがあるという事も参考になればと思います。

②アウトセットの室内ドアについて

ドアを上吊りするので、床にレールが必要のなくなるタイプの引き戸です。床にレールがなくなるので掃除がしやすい。というメリットがあります。

ただし、そのドアを境界に、床の種類が２種類あると見切りという細長い部材が入ります。レールのような溝ではないので、掃除が大変になるわけではありませんが、完全なフラットではなくなります。（２種類の床を突き付けて見切りをなくす方法もありますが、メンテナンスが必要になる可能性があります。また、床の種類が１種類ですと、アウトセットであっても見切りはでません。）

また、アウトセットの家に住んでみて感じたことですが、床にレールがあるものよりも床に隙間があいているので、暖房の効いていない冷たい部屋の空気が入ってくるなという印象です。入ってくる空気はほんの少しでした。冷暖房効率に関わってくるほどのものではないと思いますが、アウトセットドアの近くにいくとスースーしてるなという印象です。

③黒い床について

黒い床ってとにかくカッコイイですよね。ただ、本当に髪の毛が見にくいです。最初は、逆に黒いから髪の毛が見えにくいし良いなと思っていました。しかし、掃除のときに目を凝らす必要があって、掃除がしにくい・・・。あと傷が目立ちます。これは床材の種類によりますが、我が家の床はグレードの高くない無地の黒い床なので、白い傷がすぐつきます。大理石調やマーブル模様などであれば、傷も目立ちにくいのではと思います。

皆さんには後悔のないマイホームをつくって頂ければと思います。マイホームづくり頑張ってくださいね！