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吹き抜け天井のメリットとデメリットと改善方法のまとめ

 

吹き抜け天井って憧れますよね。

解放感があって部屋が広く感じるだけでなく、吹き抜け部分に窓を取り付ければ日の光を部屋に入れることができ、とても快適な空間になります。

 

 

 

メリット

・解放感を感じられる

・部屋が広く感じる

・トップライトなど取り付ければ視線を気にせず日の光を取り込める

・シャンデリアやスポットライトなどオシャレな照明器具を取り付けられる

・来客に絶対に褒められるくらい、とにかくカッコイイ

 

メリットは、ざっと書くとこんな感じですが、デメリットについては改善方法もふまえて詳細に書いていきます。

 

 

デメリット

①エアコンなどの冷暖房が効きにくくなる

吹き抜けがあると単純に部屋の広さが大きくなるので、冷暖房効率が悪くなります。特に温かい空気は上へいく性質があるので、暖房が効きにくくなります。

 

改善方法としては、シーリングファンを設置することで空気をかきまぜてあげることと、冬は床暖房があると良いでしょう。

 

シーリングファンは取り付けるとオシャレなアクセントとなるので、飾りとして取り付けたいという人もいます。

 

また、床暖房を標準として取り入れている施工会社が多いので、事前に床暖房があるかどうかチェックしておくと良いでしょう。

 

 

②メンテナンスが大変

高い天井に照明器具やシーリングファンなどを取り付けるので、電球が切れたり、故障したり、新しものに替えるとなると工事が大変です。高所用の足場やハシゴなどを使って電気屋さんに取り換え・修理をしてもらうことになります。しかも電気工事が伴うと、資格のない素人では無理なので電気屋さんにお願いするしかないのです。

 

改善方法:できるだけ寿命の長い商品を選ぶことをオススメします。また、シーリングファンだけが故障したとしても、ある程度の年数がたっていれば、そのほかの照明器具もその際に一緒に取り換えると良いでしょう。電気屋さんにきてもらう施工手間賃を1度ですませたほうが安くつくからです。

 

 

 

まとめ

メリットだけでなく、上記のようなデメリットを含めて、ご検討なさってください。吹き抜けではなく、少しだけ天井を高くするというのも1つの手です。間取りや構造によって、できることやできないことが決まるので、担当の設計士さんやインテリアコーディネーターにしっかり相談することも大切です。

 

一生に一度のお家づくり頑張ってください!